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2021新作 モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」


モーリス・ラクロアが「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」を発表しました。


小さな1秒が大きな意味を持つ時
 モーリス・ラクロアは、2016年に最初のアイコンモデルを発表した際、このモデルがこれほどまでに成功を収めることになろうとは想像していませんでした。このモデルを成功に導いたのは、印象の強いデザインとその高い知覚価値でした。そしてプレスや一般の人々による評判に後押しされて、スイス時計ブランドのモーリス・ラクロアは、その後も豊かな想像力を決して抑えることなく、アイコンの新しいバージョンを次々に生み出してきました。

 現在、アイコンコレクションは、カラー、複雑機構、サイズにさまざまなバリエーションを誇ります。「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」には、カラーとテクスチャーにこだわって既存のモデルとは異なる外観が備えられました。しかし、同時にこの新しいモデルには、ベゼルの6本のアーム、ストラップのMロゴは健在で、アイコンの都会的なスタイルも変わることはありません。この新モデルは着けるだけで、新鮮でスポーティ、それでいてアイコンのアイデンティティは受け継がれています。そして今回初めてアイコンは44㎜ステンレスケースにマットブラックのDLCコーティングを施しました。リシャールミル 時計このコーティングは、優れた耐摩耗性と耐薬品性を備えています。一方、ベゼルに配された6本のアームには、輝きのあるガンメタル仕上げがあしらわれています。異なる色や質感を組み合わせることで「アイコン オー トマティック クロノグラフ スプリント」は優美な外観を実現しています。ガンメタルグレーカラーの文字盤の表面にはブラッシュ仕上げが施され、スクエアパターンのエンボス加工が施されています。ファセット加工された時針および分針にはホワイトのスーパールミノバが塗布され、薄暗い場所でも抜群の視認性を発揮します。これらの針は、同様にスーパールミノバが施されたガンメタルグレーのインデックスと調和しています。6時と12時の位置には、オパーリンとスネイルの仕上げを組み合わせたブラックのカウンターが配置されています。爽やかな色のタッチが添えられた文字盤では、9時位置のスモールセコンドによる秒表示が薄いシェイドのブルーに際立ちます。スネイル加工の細工を加えることで、サブダイヤルはメタリックな印象を与え、光が当たるだけですぐに輝きを放ちます。最後に、中央のクロノグラフ用秒針にはブルーカラーがあしらわれ、文字盤全体の外観にいきいきとした雰囲気を添えています。



「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、定評ある人間工学に基づいたデザインを採用し、快適な装着感を実現しています。ライトブルーのストラップには、アイコン初のFKMラバーが採用されています。このラバーは、通常のラバーよりも柔軟性に優れており、着け心地はとても快適です。さらにFKMラバーは、摩擦に強く、色落ちしにくい素材でもあります。このストラップには、ブランドを象徴するMロゴがあしらわれ、サンドブラッシュ仕上げのブラックDLC(ダイヤモンドライクカーボン)ピンバックルが装備されています。また、スイスの時計製造の伝統を守り、ムーブメントにはサーキュラーグレイン加工が、ブリッジやローターには縦方向のコート・ド・ジュネーブ装飾があしらわれています。

「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、重要なイベントでタイムを記録することが可能です。短距離走に参加するランナーが記録を伸ばし、目標としていたゴールに近づける役割を果たします。「アイコ ン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、本来の安心感は守りながら、フレッシュに生まれ変わったモデルです。

6度目の世界記録を達成したニクソン(NIXON)のコンプリケーション


「ニクソン」は、1997年に設立された腕時計メーカー。ブランドアイコンは炎・砂時計・羽根を表しています。スポーツに特化した腕時計の発売からスタートし、現在では90か国以上で取り扱われています。

サーフウォッチをはじめ、ポップなモデルからクラシカルスタイルまでライフスタイルに合わせたデザインの腕時計がラインナップされているのが特徴。幅広い年代のユーザーから支持されています。



シンプルかつミニマルなデザインで、ユニセックス対応として多くの支持を得ているニクソンの代表的なモデル。時刻を確認しやすい三針ムーブメントを採用しています。バンドの素材にブラウンのレザーを採用し、手元から大人らしさが演出できるアイテムです。

シンプルかつ落ち着いたデザインで、プライベート・ビジネスの両シーンで着用できます。風防の素材にはミネラルガラスが使用されており、細かい傷が付いても研磨することで目立たなくできるのが魅力。100m防水仕様で、水回りでも安心して付けられるのがポイントです。



ゴールドのケースにブラックベルトが映える、スタイリッシュなメンズ腕時計です。スクエア型のケースがモダンなニュアンスをプラス。ケースの直径は38mmと小ぶりなので、ブレスレッドやバックルなどのアクセサリーを重ねづけしてもおしゃれです。

アラームや2099年までの自動カレンダー、タイマーなど機能面も充実。10気圧防水対応で海や川、プールなどのレジャーでも安心して着用できます。ディスプレイは、好みの表示にカスタマイズが可能です。

高級時計で大人らしさを演出するも良し


腕時計/ブライトリング、ニット/ニードルズ、パンツ/古着、スニーカー/ナイキ、サングラス/セイバー
宝蔵寺 亮さん Age 32
リラックス感のあるゆったりとしたサマーニットから覗く腕元の「ナビタイマー」。ロレックス腕時計メンズ味わいのある表情が、着こなしに深みを持たせている。



腕時計/ロレックス、ジャケット/ダブル アール エル、Tシャツ、キャップ/ともにグリーンボウル、デニム/リーバイス
白井保行さん Age 49
腕元にチョイスした「サンダーバード」、かなりのツウですな。ブルートーンのコーディネイトに挿した足元のバーガンディも効いてます。



腕時計/ハミルトン、シャツ/アダム エ ロペ、Tシャツ/タンタン、パンツ/ニードルズ、靴/ユケテン、ハット/ボルサリーノ
吉永優也さん Age 34
柄の開襟シャツやトラックパンツなど、トレンドアイテムをちりばめつつ、腕元には質実剛健な一本を。このギャップに思わず、いいね!

見た目はレトロ、中身は最新。オトナ心にグッとくる温故知新な腕時計

古きをたずね新しきを知る。有り体だが、結局のところ、モノ作りの美点のような気がする。

なぜって、最新の技術によってわざと古びて見せたり、外見はオールドファッションなのに中身は最新鋭な腕時計が、こんなにも我々の心にグッとくるからだ。

TISSOT
ティソ/ティソ ヘリテージ バナナ
100年超の歴史を持つ名作がモダンな佇まいで現代に蘇る



SSケース、縦49×横27mm、クオーツ。4万3000円/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7361
腕に沿うようにカーブしたアール・ヌーヴォー調の縦長ケース。その湾曲ぶりから“バナナ・ウォッチ”と呼ばれた名作は実際に着用すると奇抜さは一切なく、むしろ男の色気を高めてくれる。

ダイヤル中央から放射状に描かれるアラビアインデックスやその書体がさりげない遊び心に変換される。フランクミュラー レディース本作では往時にはなかったSSケースを採用し、白ラッカーダイヤルと黒文字でミニマルなモノクロの世界を創出。無駄を削いだ風情もクールにキマる。

IWC
IWC/IWC トリビュート・トゥ・パルウェーバー“150イヤーズ”
デジタル表示の懐中時計を現代の技術で腕時計に再現



SSケース、45mm径、手巻き。250万円/IWC 0120-05-1868
ジャンピングアワー&ミニッツによるデジタル時刻表示は一見斬新に思えるが、実は1884年から1890年の間、IWCが懐中時計で実現していた機構だ。

「パルウェーバー・ポケットウォッチ」と呼ばれ、当時において画期的だったこのモデルを、ブランド創立150周年記念として腕時計に再生している。

それに際して、分表示ディスクを切り替えるための専用香箱を用意する最新技術により、高い耐久性が備わった。美しい多層ラッカーダイヤルとともにレトロデザインを堪能したい。

RADO
ラドー/トラディション1965 M オート
ビル群をイメージした都会の横角ウォッチ



世界限定1965本。SSケース、縦35(ラグまで含む)×横35mm、自動巻き。21万円[予価]/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7330
高層ビルが林立するマンハッタンのスカイラインにインスパイアされ、1965年に生まれた角形時計を現代の技術で蘇らせた。

ここまでエッジを立たせたケースが造形できるのは、ラドーの高い工作技術の賜物といえよう。ケースの各辺に対して3つずつ並ぶインデックスには、レトロの枠を超えた普遍の美意識を感じる。