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フィンランド出身の独立時計師サルパネヴァが

ムーミンの原作は、フィンランド出身の作家トーベ・ヤンソン(1914年~2001年)が、1945年にスウェーデン語で小説や絵本で著された『小さなトロールと大きな洪水』が始まりで、彼が幼少の頃弟と口喧嘩で負けた時に悔し紛れに自宅のトイレの壁に書いた『SNORK(醜い生き物)』がムーミントロールのルーツとされており、“トロール”とは妖精を意味しています。 日本では1969年(昭和44年)よりアニメとして『ムーミン』が放送され、房のついたしっぽと丸くて白い体が、動物なのか妖怪なのか不思議なキャラクターに、日本のみならず世界中の人々が魅了されています。  



独立時計師 ステファン・サルパネヴァ 
1970年フィンランドのツルクにて生まれ、1992年にフィンランドにあるタピオーラ時計製作学校を卒業後スイスへ渡り、 スイスの時計学校、ピアジェ、パルミジャーニ・フルリエ、ヴィアネイ・ハルター氏の工房ジャンヴィエ.SA、クリストフ・クラーレの制作依頼などを受けながら 2004年に独立、フィンランドでサルパネヴァ・ウォッチを立ち上げました。
ケースのデザインから製作まで自身で行い、年間25~26本というわずかな数は、殆どが彼自身の趣向的作品である。
硬質ステンレスの塊から削り出し、文字盤なども自身で製作する等の作風は"モノブロック構造"の独特な世界を作り出し、フィンランド国内は勿論、スイスやアメリカ等世界各国のコレクターをも魅了している独立時計師が、今回ムーミンとのコラボレーションウオッチを製作しました!
各色25本×3モデル、合計75本限定。



3層のスチールダイヤルをスケルトン加工し、8種類のスイス製Super-Luminova®を独自の配色の組み合わせで演出されています。


ロレックス 時計 コピー デイトジャスト チェリーニ デイト 50519
型番:50519
機械:自動巻き
材質名:ホワイトゴールド
ブレス・ストラップ:ストラップ
タイプ:メンズ
カラー: ブルー
ケースサイズ:39.0mm
機能:デイト表示
付属品:内箱/外箱

「ORIENT STAR」の70周年を記念した新世代の革新的モデル『スケルトン』登場

エプソンは、「ORIENT STAR」70周年記念として、クラシックコレクションの最上位となる『スケルトン』2モデルを2021年3月18日に発売します。1951年に誕生した「ORIENT STAR」は、「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を理想に掲げ、伝統的な職人技と最新の時計製造技術とを融合したMADE IN JAPANの高品質時計を一貫して生産し続け、2021年に70周年を迎えました。エプソンは、その「ORIENT STAR」から、「NOWHERE, NOW HERE(どこにもないもの。それがいま、ここにある。)」をテーマに、独自の審美眼と技術を生かした新たなモデルを発表します。その代表となるモデルは、伝統的なスケルトンのデザインと70時間以上のパワーリザーブが備わる新開発の手巻きムーブメントを融合させたクラシックコレクションの『スケルトン』です。

オープンワークのダイヤルからムーブメントの一部が見える『セミスケルトン』と並んで、ムーブメントの地板や部品の骨格のみを残し、内部の機構全体が見えるようにした『スケルトン』は、機械式ならではの表現スタイルとして多くの人に親しまれてきました。そのスケルトンムーブメントも1991年に初めて登場してから今年で30年を迎えます。百数十点に及ぶ精密パーツから成る美しいムーブメントは、長くオリエントスターをつくり続けてきた秋田の地で専任技能者により手作業で組み立てられ、卓越した技術と想いが込められています。新しい『スケルトン』は、クラシカルなデザインに先端技術を駆使した画期的なムーブメントを組み合わせた、まさにオリエントスターの70周年を記念する逸品です。

最新46系F8ムーブメントの自社キャリバーF8B62とF8B63は、現行モデルのパワーリザーブを50時間から70時間に延ばし、実用性をさらに向上させた点が大きな特長です。ゼンマイが完全に巻き上げられた状態で、例えば金曜日の夜に時計を外しても、月曜日の朝まで余裕で動き続けるのです。軽量化と加工精度を向上させたシリコン製がんぎ車を新たに搭載することで、脱進機のエネルギー伝達効率を改善し70時間持続が実現しました。


エプソンの高精細プリントヘッドの製造にも使われているMEMS加工技術を活かし自社開発されたシリコン製がんぎ車は、バネ性を持たせた独自の構造が革新的です。そして、このがんぎ車には、エプソンの半導体の技術が活かされ、ナノメートル単位の膜厚コントロールで光の反射率を調整して鮮やかなブルーを実現しました。スケルトン構造で常に眺められる鮮やかなブルーの渦巻状の形は、70周年のテーマ「宇宙」に通じる天の川銀河を思わせます。

オープンダイヤルから鑑賞できるスケルトンムーブメントにとって欠かせないのは洗練された美観です。長時間駆動と合わせて、極限まで骨組みのみの構造に近づけながらも日差+15秒~-5秒という高精度を実現した新型46系F8ムーブメントは、9時側ムーブメントパーツを二つの尾を持つ彗星をモチーフにした抜き形状にデザインし、ブルーのシリコン製がんぎ車とともにオリエントスターの宇宙観を表現しています。


また、ダイヤル側には渦模様、ケースバック側には波模様という表と裏で異なる切削加工を施し、丁寧に面取した部品も美しい輝きを放ちます。匠の技が冴える手の込んだ仕上げは両面無反射コーティングを施した両球面サファイアクリスタルを通して隅々まで鑑賞でき、高品質ムーブメントの機械式時計を所有する喜びをもたらします。

モデルはシャンパン色ダイヤルにゴールド色ムーブメントとホワイトダイヤルにシルバー色ムーブメントの2種類があり、いずれもケースに高品質ステンレススチールのSUS316Lを用い、手縫いの本ワニ皮革バンドが付属します。

エプソン「TRUME(トゥルーム)」の「L Collection(エルコレクション)-Break Line-」に上質な大人のアウトドアシーンに映えるボルドーカラーモデル登場


※TR-ME2014 ¥88,000(税込み) 希望小売価格

TRUME は、1942 年の創業以来ウオッチの開発から製造までを自社で行い、匠を育て、ものづくりに情熱を注ぎ続けてきたエプソンが2017 年に新たに立ち上げたウオッチブランドです。

新商品「L Collection Break Line」ボルドーカラーのモデルは、昨年9月に限定モデルとしてリリースし好評だった商品をリニューアル。ジラール・ペルゴ昼夜問わず人の動きで発電する環境配慮型の新ムーブメント「SWING GENERATOR」を搭載し、高精度な自社製クオーツに自動巻き式発電装置を組み合わせる独自技術により電池交換を最小限に抑えます。

循環型社会への貢献に取り組むエプソンが開発したムーブメントは、光が無くても身に着けていることで動き続け、昼夜を問わず活動する冒険者を365 日サポートします。

TRUME プレゼントキャンペーン


新商品発表を記念し、エプソン認定Twitter アカウント“@EpsonFan”にてキャンペーンを開催します。
抽選で2 名の方にTRUME が当たるキャンペーンです。コンセプトや商品に共感いただける皆様からのご応募をお待ちしております。詳しくはキャンペーンページをご覧ください。

ヴァシュロン・コンスタンタン 「ヒストリーク・アメリカン 1921」の100年を記念し、シグネチャー デザインを称えた3モデルを発表

クッション型ケース、斜めに傾いたダイヤル表示、ケースの1時と2時の間に配されたリュウズをもった「ヒストリーク・アメリカン 1921」は、ヴァシュロン・コンスタンタンの歴史におけるアイコニックなモデルの一つです。主にアメリカ市場向けに1919年と1921年にごく限られた数が製作されたこの歴史的でアバンギャルドな時計には、狂騒の1920年代を特徴づける大胆さと自由奔放な創造性が体現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、この歴史的な時計の伝説的なデザインの100周年を記念するために、新たなアレンジを施し、ヴィンテージウォッチコレクターや時計愛好家に向けた3つの新しいバリエーションを発表します。



クッション型ケースや異例の斜め表示とオフセンターのリュウズ、65時間のパワーリザーブが備わる自社製の手巻きムーブメント、キャリバー4400 ASを搭載する新作のうち、ホワイトゴールドによる40㎜と36.5mmの2つのモデルは、イタリアの革製品セラピアン社が製作したパティーヌ加工のカーフレザーストラップが組み合わされています。そしてもう一つは、100本限定モデル、個別シリアルナンバー入りのコレクション・エクセレンス・プラチナです。


ヴァシュロン・コンスタンタンは、狂騒の時代の渦巻くパワーをとらえて、主にアメリカ市場に向けてアバンギャルドなデザインの時計を創作しました。ジラール・ペルゴメゾンは、時計コレクターやオートオルロジュリーに精通した人々から特に高い評価を受けるこの時計の100周年を記念して、1921年のモデルに新たなアレンジを加えた3つの時計を発表します。

伝説の時計を受け継ぐ最新作は、ヴァシュロン・コンスタンタンの先見の明にあふれた大胆なビジョンに敬意を表します。Watches & Wonders 2021で発表されるこれらの新しいモデルは、メゾンが掲げる「Classic with a Twist(伝統的でありながら遊び心がある)」と題した2021年のテーマの一翼を担い、伝統を称え、大胆で予想をはるかに上回る時計を発表するメゾンの一貫した姿勢は、ヴァシュロン・コンスタンタンの創作エネルギーを浮き彫りにします。

風変りで独創的な外観ながらも、エレガントでクラシカルな個性が際立「アメリカン 1921」。
ヴァシュロン・コンスタンタンの創造性を象徴的に表現するシンボルで、およそ1世紀前に誕生した「アメリカン 1921」は、マニュファクチュールの歴史遺産の中で時代を画す最も傑出した時計の一つです。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、ヴィンテージウォッチのコレクターや時計愛好家に向けて、3つの新作によってこの時計のアバンギャルドな精神を称えます。クッション型ケース、斜めに傾いたダイヤル表示、ケース右の1時と2時の間に配されたリュウズにはどれもビジュアル表現にひとひねりがあり、そのオフセットのデザインとタイムレスな持ち味によって魅力をアピールする、一つの美的デザインを確立しています。

100周年を記念して発表される「アメリカン 1921」は、自社製の手巻きムーブメント、キャリバー4400 ASが搭載されています。サファイアクリスタルのシースルースバックを通じて姿を見渡せる直径28.5mmのムーブメントは、通常位置からはオフセットされ、堂々とした香箱により約65時間(3日間)のパワーリザーブを実現します。

A.ランゲ&ゾーネW&W新作「トリプルスプリット」~その機能&用途と構造美

A.ランゲ&ゾーネについては、W&W開幕前の新作予想記事に始まり、新作発表後からは、
1)A.ランゲ&ゾーネ2021年新作速報 
2)「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」実機画像&技術解説 
3)A.ランゲ&ゾーネ 2021新作発表会レポート+リトル・ランゲ1・ムーンフェイズ・インプレッション  
4)アントニー・デ・ハス開発部長インタビュー、ランゲ1・パーペチュアル・カレンダーについて 

と、ご紹介してきたが、ふと、新作のうち「トリプルスプリット」にあまり触れていないことに気づく。
昨年のツァイトヴェルク・ミニッツ・リピーターでも採用されていた高級感のある深いブルーの文字盤になったとはいえ、機械自体は2018年のオリジナルと同じもので、限定100本。もしかしたら今後は、ランゲのハイエンド精密計測ピースがこの限定青文字盤を継承していく方向性なのかもしれない。


しかし、このモデルにおいて、時計愛好家ならば誰しもが認める素晴らしい点がある。
それが裏側の構造美だ。


なのでここでは、バックショットをメインとする実機画像と、なかなか身近な使用用途がみつからない機能説明を記したプレスリリースを併せてお届けすることにする。

ジラール・ペルゴとアストンマーティンとのパートナーシップから、初の作品 「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン アストンマーティン エディション」が誕生

「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン - アストンマーティン エディション」を発表

ジラール・ペルゴとアストンマーティンの間で最近発表されたパートナーシップから、初めての時計が生まれ、公開されました。「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン アストンマーティン エディション」です。ここには、ジラール・ペルゴの時計製造に関する知見と、アストンマーティ ンのラグジュアリーとパフォーマンスに関する独自の知識が融合されています。



どちらのブランドも、洗練されたクラフトマンシップへの情熱を示しており、共同作業を通じて、デザイン、素材、テクノロジーの理解を共有してきました。この最新モデルは、19世紀以来羨望の的となってきたスリー・ブリッジの懐中時計に対し、ストラップなどの細かいディテールにいたるまで、明確に現代的な形でオマージュを捧げています。ストラップはブラック カーフレザーで、世界で初めてホワイトゴールドを注入した革新的なラバーインサートであるジラール・ペルゴ ラバー合金が用いられています。ストラップのデザインは、過去のアストンマーティンのレーシングカーの理念を連想させることを意図したものです。



ジラール・ペルゴの伝統を受け継ぐこのモデルは、目の肥えた人々をも喜ばせられるよう、プロポーションとシェイプが巧みに工夫されています。

スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン – アストンマーティン エディションの 44mm ケースは、軽量であるためにアストンマーティンによって選ばれた、アレルギーを起こしにくい丈夫な合金であるグレード 5のチタンでできています。ブラック DLC コーティングを施すことで、人目につきにくい外観となっています。興味深いことに、チタン鉱は、ジラール・ペルゴが創業したのと同じ 1791年、アストンマーティンの故郷であるイギリスにおいて、イギリスの聖職者ウイリアム・グレガーによって発見されました。


サファイアクリスタル「ボックス」が前面と背面に採用され、同軸照明によってケース内部を照らすことで視認性を高めています。ムーブメントは地板が排され、2枚のサファイアクリスタル ガラスに挟まれることで、空中に浮いているように見えます。

文字盤全体に広がるジラール・ペルゴを象徴するスリー・ブリッジは、ブラック PVD処理を施したチタン製で、角がポリッシュ仕上げされています。こうした設計により、空気のように軽やかな印象となっており、通常は視界から隠されているムーブメントの部品も眺められ、息をのむような美しさです。リシャールミル 時計ジラール・ペルゴには、見えないものを見えるようにする長い伝統がありますが、この例では、従来の枠を超えて冒険に挑み、ケースの中でムーブメントが空中浮揚しているかのような時計となっています。これはムーブメントを切り詰めることで実現され、地板が消えたように見えることから、ケースの内部でムーブメントが浮かんでいるような錯覚が得られます。こうした独特な特徴から、「フライング ブリッジ」という名称が与えられました。

RM 07-01 オートマティックカラーセラミックス~伝統を昇華させた、グラフィカルでカラフルなコレクション

RM 07-01 オートマティックカラーセラミックス~伝統を昇華させた、グラフィカルでカラフルなコレクション


リシャール・ミルのフェミニンのアイコンであるRM 07-01コレクションは、新しいモデルが発表されるたびにセンセーションを巻き起こしています。ジラール・ペルゴ 時計今回発表された3つの限定モデルは、最先端の技術を駆使したセラミックス製で、ギヨシェを施したマルチマテリアルの文字盤が輝きを放っています。RM 07-01の美学と性能に対する妥協のないアプローチは、最高レベルの機械式時計製造技術、ムーブメント設計、そして装飾技法を組み合わせたものです。

今までになかったケースの色やグラフィカルな文字盤のデザインを採用したRM 07-01 カラーセラミックスの3モデルは、それぞれ50本限定生産です。



夏にぴったりの3つのモデル、RM 07-01 パステルブルー、RM 07-01 パステルピンク、RM 07-01 パステルラベンダーは、

これら新モデルのカラーとテクスチャーを決定するにあたり、セシル・ゲナと彼女のチームは様々なバージョンを検討し、最終的にこれらにたどり着きました。「私は、マイアミにあるアール・デコ建築にインスピレーションを受けました。パステルカラーと大胆なパターンは、とても個性的で、素晴らしく溌剌としたデザインなのです。」

セイコー スプリングドライブが、国立科学博物館「未来技術遺産」に登録

国立科学博物館「未来技術遺産」に「スプリングドライブ」が登録

セイコーホールディングス株式会社
セイコーエプソン株式会社
セイコーウオッチ株式会社



セイコーホールディングス株式会社とセイコーエプソン株式会社、セイコーウオッチ株式会社は、ぜんまいで駆動しクオーツで制御する世界初の高精度腕時計「セイコー スプリングドライブ 7R68」が、独立行政法人国立科学博物館が認定する2021年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されましたことをお知らせいたします。

「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」とは独立行政法人国立科学博物館が、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ特筆すべき発明や開発品を、世界有数のわが国の科学技術の歴史を示す実物資料として登録する制度で2008年に制定されました。

セイコー製品の登録は、2018年度の世界初のクオーツ式腕時計「セイコー クオーツアストロン 35SQ」、2019年度の世界初の6桁表示デジタルウオッチ「セイコー クオーツLC V.F.A. 06LC」、2020年度の「スパイラル水晶時計 SPX-961」、「音声報時時計ピミッドトーク DA571」、「超超薄型掛時計 HS301」の3点に続き、4年連続となりました。
今回認定のスプリングドライブをはじめ、セイコーの未来技術遺産登録製品および関連資料はいずれもセイコーミュージアム 銀座(東京都中央区)に常設展示※されています。
※セイコー クオーツ アストロン35SQ認定資料はセイコーエプソン所蔵、セイコーミュージアムでは同機種を展示

■登録資料の詳細
名 称 :セイコー スプリングドライブ 7R68
発 売 年 :1999 年(平成 11 年)
特 徴 :手巻式
開発・製造 :セイコーエプソン株式会社
商品企画・販売 :セイコー株式会社(現・セイコーホールディングス株式会社)
※現在はセイコーウオッチ株式会社が企画・販売

<認定理由>
従来の機械式時計は、ぜんまいを動力として機械的に調速を行っています。この精度を画期的に進歩させたのが調速機構のクオーツ化です。クオーツ腕時計は、当初定期的な電池交換の必要があり、また重い針を回すにはパワーに課題がありました。これを解消したのが、動力源であるぜんまいから伝達される機械的エネルギーで針を駆動する、機械式時計と高精度のクオーツ時計を融合した世界初の腕時計「スプリングドライブ」です。
「独自設計により、電池(二次電池を含む)を搭載せず、ぜんまいを動力源としながら、水晶振動子・ICからの正確な信号によって精度を制御することで日差±1 秒を実現したアナログ時計機構として重要である」として今回の登録が決定しました。

<開発の経緯>
スプリングドライブの構想は1977 年にスタートしました。しかしながら、自己完結型の機構の稼働を実現するためには、エネルギー消費を低減し微弱な電流で稼動するIC と発電機の開発が必須であり、20 年を経た1998 年に腕時計の製品化への技術が確立し、本製品の発売は翌年1999 年のことでした。その後も、当機構をベースに2004 年に自動巻、2006 年に音で時刻を知らせる複雑時計、2007 年にはクロノグラフ(ストップウオッチ機能搭載)などの開発を進め、2016 年には、8 日間という長い持続時間を実現するなど、多彩な方向にその進化は続いています。

<スプリングドライブの特長>
ぜんまいを動力源とすることから、スプリング(ぜんまい)ドライブ(駆動)と名づけられたこの機構は、蓄電池を含む一切の電池を使用しないことで温度変化の影響を受けにくく、針を回す力が強いため対衝撃性に優れています。エベレストなどの高山登山や、宇宙での船外活動での着用など、極めて高い耐久性が実証されました。また、チクタクと時を刻まず、静寂の中で流れるように進む秒針の動きの美しさは世界中で高い評価を受けています。

ボストークヨーロッパに 初のスケルトンモデル 「ENGINE」 誕生~最強の外装に包まれたスケルトンウォッチ

ボストークヨーロッパ(VOSTOK EUROPE)初のスケルトンモデル 「ENGINE」 誕生~最強の外装に包まれたスケルトンウォッチ!


ボストークヨーロッパ初のスケルトンモデル「オメガ時計 アンティーク」がいよいよ近日入荷。300mダイバーズの超頑丈なスケルトンウォッチ、イタリアンハンドメイドレザー、シリコンベルト2本ベルト付属


「 ENGINE-エンジン 」
「強剛な耐性」「最先端のテクノロジー」が生みだす、「タフネスの神髄」を楽しめる本格派腕時計リトアニア時計ブランドVOSTOK EUROPE(ボストークヨーロッパ)から、スケルトンモデルが初登場!


●スケルトンモデル”ENGINE”

スケルトン「ENGINE」は、メカの鼓動を感じることができるよう時計の動力部が完全に剥き出しとなっています。
時計の心臓部には、ルテニウム(Ru44)にコーティングされたムーブメントを採用。 NH72自動巻きをベースに製造されたムーブメントが、正確に時を刻みます。


PVDコーティング
PVDゴールドコーティングされたモデルにも合うようにデザインされたマットブラックのムーブメントが、ケースにマッチしラグジュアリーを演出します。

パテック フィリップ【2021 新作】ブランドを象徴するモデルを現代的に解釈した「永久カレンダー搭載スプリット秒針クロノグラフ 5204R-011」

パテック フィリップは、同社のクロノグラフに関する技術力の頂点に位置する「永久カレンダー搭載スプリット秒針クロノグラフ」に、ローズゴールド・ケースにスレートグレーの文字盤とストラップを組み合わせたニューバージョンを新たに発表した。フランクミュラー レディース希少で洗練されたニュアンスにより、この偉大なクラシック・スタイルが若々しさを纏っている。



永久カレンダー搭載スプリット秒針クロノグラフ
5204R-011
曜日と月を12時位置に並んだの2つの表示窓に配したスレートグレーのソレイユ文字盤
ムーブメントの複雑さにもかかわらず、《ソレイユ》文字盤の表示は、完璧な読みやすさで際立っている。曜日と月は、12時位置に並んだ2つのインライン表示窓に表示されている。6時位置の日付表示サブダイヤルには、ムーンフェイズ表示が組み込まれている。スモールセコンドと瞬時運針式30分計は、それぞれ9時と3時位置にある2つのサブダイヤルに表示される。カレンダーの正確な調整に必要な閏年サイクルと昼夜は、それぞれ4時〜5時位置と7時〜8時位置の丸い小窓に表示される。ローズゴールドの夜光付植字アワーマーカーと夜光付ドフィーヌ型時・分針により、昼夜を問わず容易に時刻を読みとることができる。



曜日と月を12時位置に並んだの2つの表示窓に配したスレートグレーのソレイユ文字盤
ムーブメントの複雑さにもかかわらず、《ソレイユ》文字盤の表示は、完璧な読みやすさで際立っている。曜日と月は、12時位置に並んだ2つのインライン表示窓に表示されている。6時位置の日付表示サブダイヤルには、ムーンフェイズ表示が組み込まれている。スモールセコンドと瞬時運針式30分計は、それぞれ9時と3時位置にある2つのサブダイヤルに表示される。カレンダーの正確な調整に必要な閏年サイクルと昼夜は、それぞれ4時〜5時位置と7時〜8時位置の丸い小窓に表示される。ローズゴールドの夜光付植字アワーマーカーと夜光付ドフィーヌ型時・分針により、昼夜を問わず容易に時刻を読みとることができる。


新しい5204R-011モデルは、アリゲーター・パターンをエンボス加工したブリリアント・スレートグレーのカーフレザー・バンドと、ローズゴールドの折り畳み式バックルを装着している。サファイヤクリスタル・バックと通常のケースバックが共に付属。ニューバージョンは、現行の2つのローズゴールド・バージョンに加わる。

メカニケ・ヴェローチ初の自社ムーブメント「MV8801」

 ジュネーブに本社を構え、イタリアとスイスのDNAが融合した時計ブランドであるメカニケ・ヴェローチが、この度初の自社ムーブメントMV8801を発表しました。新しく生まれ変わったアイコンとクアトロヴァルヴォレの2つのコレクションに搭載される新しいムーブメントは自動巻きで4つの異なる時間帯を一度に確認することが可能です。このムーブメントは、レースに置けるフラッグのようにメカニケ・ヴェローチをラグジュアリーウォッチの世界へと誘う鍵となるでしょう。


MV8801という型番のMVはブランド名の頭文字、88はクアトロヴァルヴォレなどの4つのダイアルデザインを象形化した数字であると同時に、東洋では8は縁起の良い数字とされていることから採用されました。そして初の自社ムーブメントということから、01が末尾についています。



MV8801 スペック
自動巻きムーブメント、直径44.3mm、厚さ6.8mm、4つの独立した表示、38時間パワーリザーブ、毎時28,800振動、35石、10気圧防水

ブランドCEOであるチェザレ・チェリートはこう語ります。
「ジュネーブに本社を構えてから8ヶ月で自社ムーブメントを発表できた事を大変嬉しく思います。時計ブランドとして、時計をデザインするだけでなく、ムーブメント製造にまで田携わることは非常に大きなステップです。メカニケ・ヴェローチという非常にユニークなブランドが発展して行く上で、この事実は歴史的な瞬間と言えるでしょう」

燦然と輝くトゥールビヨン!ショパール『L.U.C フライング T ツイン レディ』|メゾン初のレディス自動巻きモデル

トゥールビヨンが宝石のように輝く見目麗しきコンプリケーションに陶酔!|ショパール『L.U.C フライング T ツイン レディ』
燦然と輝く大粒のダイヤモンドに匹敵する、至極のラグジュアリーオーラを放つトゥールビヨン!

ムーブメントを自社一貫生産できるマニュファクチュールと、ハイジュエラー、そのふたつのアイデンティティが融合し、世にも美しいコンプリケーションが誕生しました。

機械式時計の精度を高める複雑機構・トゥールビヨンを搭載しながらも、35mm径、厚さ7.47mmというエレガントなサイズを実現したケースはの卓越した技術力と、熟練の時計師、職人たちの情熱の賜物です。

ラグジュアリーブランドの多くが大きな企業グループ傘下に属しているなか、独立経営を続ける数少ないメゾンである「ショパール」。その美学は、いち早くエシカルゴールドを取り入れるなど社会貢献にも向けられ、エレガントなタイムピースと共に、一流とは何かということを教示してくれます。



『L.U.C フライング T ツイン レディ』¥16,093,000 ●ケース:RG×ダイヤモンド ●ケース径:35mm ●ストラップ:ブラッシュドファブリック ●自動巻き ※世界限定25本(ショパール ジャパン プレス)
トゥールビヨンのなかでも、「ブリッジ」という部品をなくし、まるで浮いているかのように見えるを搭載した、レディスの自動巻きモデルはメゾン初!

マザー・オブ・パールダイヤルや、ベゼル、ラグ、インデックスにダイヤモンドをふんだんにあしらうことで、ジュエリーウォッチとしての輝きも横溢して。

TURN OVER!



非常に厳格な時計の精度証明「クロノメーター」と「ジュネーブシール」のふたつの認定を誇る自社製ムーブメント。

2021新作 モーリス・ラクロア「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」


モーリス・ラクロアが「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」を発表しました。


小さな1秒が大きな意味を持つ時
 モーリス・ラクロアは、2016年に最初のアイコンモデルを発表した際、このモデルがこれほどまでに成功を収めることになろうとは想像していませんでした。このモデルを成功に導いたのは、印象の強いデザインとその高い知覚価値でした。そしてプレスや一般の人々による評判に後押しされて、スイス時計ブランドのモーリス・ラクロアは、その後も豊かな想像力を決して抑えることなく、アイコンの新しいバージョンを次々に生み出してきました。

 現在、アイコンコレクションは、カラー、複雑機構、サイズにさまざまなバリエーションを誇ります。「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」には、カラーとテクスチャーにこだわって既存のモデルとは異なる外観が備えられました。しかし、同時にこの新しいモデルには、ベゼルの6本のアーム、ストラップのMロゴは健在で、アイコンの都会的なスタイルも変わることはありません。この新モデルは着けるだけで、新鮮でスポーティ、それでいてアイコンのアイデンティティは受け継がれています。そして今回初めてアイコンは44㎜ステンレスケースにマットブラックのDLCコーティングを施しました。リシャールミル 時計このコーティングは、優れた耐摩耗性と耐薬品性を備えています。一方、ベゼルに配された6本のアームには、輝きのあるガンメタル仕上げがあしらわれています。異なる色や質感を組み合わせることで「アイコン オー トマティック クロノグラフ スプリント」は優美な外観を実現しています。ガンメタルグレーカラーの文字盤の表面にはブラッシュ仕上げが施され、スクエアパターンのエンボス加工が施されています。ファセット加工された時針および分針にはホワイトのスーパールミノバが塗布され、薄暗い場所でも抜群の視認性を発揮します。これらの針は、同様にスーパールミノバが施されたガンメタルグレーのインデックスと調和しています。6時と12時の位置には、オパーリンとスネイルの仕上げを組み合わせたブラックのカウンターが配置されています。爽やかな色のタッチが添えられた文字盤では、9時位置のスモールセコンドによる秒表示が薄いシェイドのブルーに際立ちます。スネイル加工の細工を加えることで、サブダイヤルはメタリックな印象を与え、光が当たるだけですぐに輝きを放ちます。最後に、中央のクロノグラフ用秒針にはブルーカラーがあしらわれ、文字盤全体の外観にいきいきとした雰囲気を添えています。



「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、定評ある人間工学に基づいたデザインを採用し、快適な装着感を実現しています。ライトブルーのストラップには、アイコン初のFKMラバーが採用されています。このラバーは、通常のラバーよりも柔軟性に優れており、着け心地はとても快適です。さらにFKMラバーは、摩擦に強く、色落ちしにくい素材でもあります。このストラップには、ブランドを象徴するMロゴがあしらわれ、サンドブラッシュ仕上げのブラックDLC(ダイヤモンドライクカーボン)ピンバックルが装備されています。また、スイスの時計製造の伝統を守り、ムーブメントにはサーキュラーグレイン加工が、ブリッジやローターには縦方向のコート・ド・ジュネーブ装飾があしらわれています。

「アイコン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、重要なイベントでタイムを記録することが可能です。短距離走に参加するランナーが記録を伸ばし、目標としていたゴールに近づける役割を果たします。「アイコ ン オートマティック クロノグラフ スプリント」は、本来の安心感は守りながら、フレッシュに生まれ変わったモデルです。

6度目の世界記録を達成したニクソン(NIXON)のコンプリケーション


「ニクソン」は、1997年に設立された腕時計メーカー。ブランドアイコンは炎・砂時計・羽根を表しています。スポーツに特化した腕時計の発売からスタートし、現在では90か国以上で取り扱われています。

サーフウォッチをはじめ、ポップなモデルからクラシカルスタイルまでライフスタイルに合わせたデザインの腕時計がラインナップされているのが特徴。幅広い年代のユーザーから支持されています。



シンプルかつミニマルなデザインで、ユニセックス対応として多くの支持を得ているニクソンの代表的なモデル。時刻を確認しやすい三針ムーブメントを採用しています。バンドの素材にブラウンのレザーを採用し、手元から大人らしさが演出できるアイテムです。

シンプルかつ落ち着いたデザインで、プライベート・ビジネスの両シーンで着用できます。風防の素材にはミネラルガラスが使用されており、細かい傷が付いても研磨することで目立たなくできるのが魅力。100m防水仕様で、水回りでも安心して付けられるのがポイントです。



ゴールドのケースにブラックベルトが映える、スタイリッシュなメンズ腕時計です。スクエア型のケースがモダンなニュアンスをプラス。ケースの直径は38mmと小ぶりなので、ブレスレッドやバックルなどのアクセサリーを重ねづけしてもおしゃれです。

アラームや2099年までの自動カレンダー、タイマーなど機能面も充実。10気圧防水対応で海や川、プールなどのレジャーでも安心して着用できます。ディスプレイは、好みの表示にカスタマイズが可能です。

高級時計で大人らしさを演出するも良し


腕時計/ブライトリング、ニット/ニードルズ、パンツ/古着、スニーカー/ナイキ、サングラス/セイバー
宝蔵寺 亮さん Age 32
リラックス感のあるゆったりとしたサマーニットから覗く腕元の「ナビタイマー」。ロレックス腕時計メンズ味わいのある表情が、着こなしに深みを持たせている。



腕時計/ロレックス、ジャケット/ダブル アール エル、Tシャツ、キャップ/ともにグリーンボウル、デニム/リーバイス
白井保行さん Age 49
腕元にチョイスした「サンダーバード」、かなりのツウですな。ブルートーンのコーディネイトに挿した足元のバーガンディも効いてます。



腕時計/ハミルトン、シャツ/アダム エ ロペ、Tシャツ/タンタン、パンツ/ニードルズ、靴/ユケテン、ハット/ボルサリーノ
吉永優也さん Age 34
柄の開襟シャツやトラックパンツなど、トレンドアイテムをちりばめつつ、腕元には質実剛健な一本を。このギャップに思わず、いいね!

見た目はレトロ、中身は最新。オトナ心にグッとくる温故知新な腕時計

古きをたずね新しきを知る。有り体だが、結局のところ、モノ作りの美点のような気がする。

なぜって、最新の技術によってわざと古びて見せたり、外見はオールドファッションなのに中身は最新鋭な腕時計が、こんなにも我々の心にグッとくるからだ。

TISSOT
ティソ/ティソ ヘリテージ バナナ
100年超の歴史を持つ名作がモダンな佇まいで現代に蘇る



SSケース、縦49×横27mm、クオーツ。4万3000円/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7361
腕に沿うようにカーブしたアール・ヌーヴォー調の縦長ケース。その湾曲ぶりから“バナナ・ウォッチ”と呼ばれた名作は実際に着用すると奇抜さは一切なく、むしろ男の色気を高めてくれる。

ダイヤル中央から放射状に描かれるアラビアインデックスやその書体がさりげない遊び心に変換される。フランクミュラー レディース本作では往時にはなかったSSケースを採用し、白ラッカーダイヤルと黒文字でミニマルなモノクロの世界を創出。無駄を削いだ風情もクールにキマる。

IWC
IWC/IWC トリビュート・トゥ・パルウェーバー“150イヤーズ”
デジタル表示の懐中時計を現代の技術で腕時計に再現



SSケース、45mm径、手巻き。250万円/IWC 0120-05-1868
ジャンピングアワー&ミニッツによるデジタル時刻表示は一見斬新に思えるが、実は1884年から1890年の間、IWCが懐中時計で実現していた機構だ。

「パルウェーバー・ポケットウォッチ」と呼ばれ、当時において画期的だったこのモデルを、ブランド創立150周年記念として腕時計に再生している。

それに際して、分表示ディスクを切り替えるための専用香箱を用意する最新技術により、高い耐久性が備わった。美しい多層ラッカーダイヤルとともにレトロデザインを堪能したい。

RADO
ラドー/トラディション1965 M オート
ビル群をイメージした都会の横角ウォッチ



世界限定1965本。SSケース、縦35(ラグまで含む)×横35mm、自動巻き。21万円[予価]/スウォッチ グループ ジャパン 03-6254-7330
高層ビルが林立するマンハッタンのスカイラインにインスパイアされ、1965年に生まれた角形時計を現代の技術で蘇らせた。

ここまでエッジを立たせたケースが造形できるのは、ラドーの高い工作技術の賜物といえよう。ケースの各辺に対して3つずつ並ぶインデックスには、レトロの枠を超えた普遍の美意識を感じる。

身に着けるだけで社会に貢献できる。未来にツナガル時計

「ノブレスオブリージュ」精神は、時計界にも根強い。それを証拠に今我々が直面する環境や人権などの諸問題解決の一助として、多様な社会貢献の形態をとった時計が存在する。僕らはそうした時計を身に着けることで、未来を作ることもできるのだ。

ORIS オリス
オリス モベンバー エディション
男性による男性のためのチャリティウォッチ


SSケース、40mm径、自動巻き。23万円/オリスジャパン 03-6260-6876
男性の健康を支援するチャリティ団体、モベンバー財団との共作で、オリスを代表する定番モデルのベルトに、口ヒゲをデザインした1本。ケースは力強いサテン仕上げで、コインエッジベゼルや赤を使ったポインターデイト針をアクセントにした。

またふっくらと盛り上がったドーム型風防や文字盤外周のレイルウェイトラックが、クラシカルな雰囲気を湛えている。

BAUME ボーム
アイコニック 41mm オートマチック
新たなアプローチのエココンシャスな新ブランド



アルミニウムケース、41mm径、自動巻き。1070USドル/ボーム&メルシエ 03-4461-8030
ボーム&メルシエから派生した新ブランド。サステナブルな社会への貢献を目指し、リサイクル・アップサイクル(再生素材に付加価値を与えること)をモットーに掲げる。この「アイコニック」はリサイクル素材で作られたベルトを採用しており、センター針で分、6時位置の大きなインダイヤルで時を表示するレギュレーターウォッチだ。

CARL F. BUCHERER カール F. ブヘラ
パトラビ スキューバテック マンタトラスト
ダイヤル上を優雅に泳ぐマンタの生態研究と保護活動をサポート


世界限定188本。SSケース、44.6mm径、自動巻き。82万円/ブヘラジャパン 03-6226-4650
500m防水性能やヘリウムガスエスケープバルブを装備する本格派ダイバーズ。そのダイヤル上では、2匹のマンタが生き生きと海を泳ぐ姿が描かれている。これは、ここ数年カール F.ブヘラが世界中で絶滅の危機に瀕しているマンタ保護の団体を支援してきたことを示すもので、本作は売上の一部が寄付されるチャリティウォッチ。

IWC
パイロット・ウォッチ・マーク XVIII
“ローレウス・スポーツ・フォー・グッド”
スポーツを通じて子供たちの明るい未来を願うなら



世界限定1500本。セラミックスケース、41mm径、自動巻き。62万円/IWC 0120-05-1868
人気パイロット・ウォッチに採用されたブルーダイヤルは、IWCが公式スポンサーを務めるローレウス・スポーツ・フォー・グッド財団のシンボルカラー。レジェンダリーな元アスリートが集い、スポーツを通じて子供たちの未来を支援する団体とのコラボモデルの裏蓋は、毎年開催される子供絵画コンテストの受賞者による絵画が刻印されている。

TAG HEUER タグ・ホイヤー
アクアレーサー 石垣島スペシャルエディション
後世に残すべき石垣島の美しい海を表現する



日本限定。SSケース、41mm径、クオーツ。18万円/タグ・ホイヤー 03-5635-7054
美しい石垣島の海とサンゴ礁にインスパイアされたモデル。まるで澄んだ海に浮かぶように、ダイヤル6時位置に描かれた石垣島のデザインもナイス。300m防水性能、視認性の高いインデックスや逆回転防止ベゼルなど、ダイバーズウォッチとしての機能は申し分なし。

本作の売り上げの一部は環境保全団体WWF ジャパンが取り組む南西諸島の環境保全活動に役立てられる。27mm径のレディスモデルも展開されている。

人気の「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」に黒文字盤が追加投入

人気高騰でウェイティングリストに登録しないと買えなくなりつつあるヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」。オーヴァーシーズはブルー文字盤から人気に火が付いたが、既に黒文字盤も人気高騰している。その中でもリニューアル以前から一番人気だったのが「デュアルタイム」だ。そこに、ようやく黒文字盤の「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」が追加投入された。



ラグスポ唯一の耐磁性能を有する硬派モデル
ヴァシュロン・コンスタンタン「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」
自動巻き。37石。2万8800振動/時。SSケース(直径41mm)。パワーリザーブ約60時間。150 m防水。磁気から保護する軟鉄製ケース・リング。2,460,000円(税別)



リューズで簡単に設定できる2つのタイムゾーン
 「オーヴァーシーズ・デュアルタイム」の中心で時を刻むのは、キャリバー5100から派生した自社製の自動巻きムーブメントの5110 DTだ。その特徴は、2つのタイムゾーンが同時に読み取れる点にある。通常の時計のように3本のセンター針でローカルタイムを示すのに加え、先端に赤い矢のモチーフをあしらった4本目のセンター針でいわゆる“ホームタイム”を示し、この針に午前と午後を区別するデイ/ナイト表示が連動する。2つのタイムゾーンの時刻調整は、リュウズを両方向に回して行なう。また、針で日付を示す6時位置のポインターデイトは、ローカルタイムと連動し、修正はプッシュピースで行える。

ブレスレット、レザーストラップ、ラバーベルト。3つの個性を楽しめるオーヴァーシーズ。
付け替え可能な3本のインターチェンジャブル・ブレスレット/ストラップが個性を変えてくれるせいで、飽きずに長く使える。現段階で最もサスティナビリティが高いモデルと言えるだろう。マルタ十字から着想したポリッシュおよびサテンブラッシュ仕上げのリンクを連ねたステンレススティール製ブレスレットと、ラバーもしくはアリゲーターレザーストラップの交換は、工具を一切使わずにできる。

【2021新作時計】セイコー「1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン」

セイコーより、1965年に発売された国産初のダイバーズウォッチの復刻モデルが発売される。発売日は2020年6月6日である。このモデルは、腕時計として初めて「エバーブリリアントスチール」をケース素材に用いており、耐食性と審美性が向上されている。タグホイヤー カレラムーブメントは、10振動(3万6000振動/時)のハイビートで駆動する「Cal.8L55」が搭載される。

国産ダイバーズウォッチの始祖を現代の技術で復刻



国産ダイバーズウォッチの原点を最新技術を駆使して復刻した「SBEX009」。オリジナルモデルは、1966年から4回にわたって南極観測隊越冬隊員の装備品として寄贈され、絶大な信頼を得ている。自動巻き(Cal.8L55)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SS(直径39.9mm、厚さ 14.7mm)。200m防水。世界限定1100本。65万円(税別)。
 1965年、セイコーは国産初のダイバーズウォッチを発売した。150m防水、両方向回転ベゼル、非ねじ込み式リューズと、現代のダイバーズウォッチの基準からは大きく異なるスペックを持つが、当時ダイバーズウォッチといえば高額なスイス製しか選択肢のなかった中、国産ダイバーズウォッチ第1号が開発されたのは、同社にとって大きなマイルストーンであったと言えるだろう。

 事実、同社はこのモデルを皮切りに、わずか数年の間に革新的な機構や素材を次々に投入し、今もなお世界中で愛されるセイコーダイバーズウォッチの礎を作っている。その根底に流れる、常に進化を続けるというDNAは今も脈々と生き続け、今回、国産ダイバーズの始祖が現代的なスペックを引っ提げて復活した。



エバーブリリアントスチールが採用されたケースは、高い耐食性を持つ。また、白く美しく輝く審美性も併せ持っており、まさに高級時計にピッタリの素材だと言える。ストラップは、オリジナルに採用されていたファブリック調のラバーストラップにオマージュを捧げた強化シリコン製だ。
 そのモデルこそが、「1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン」である。デザインは、ほぼ忠実にオリジナルを踏襲しているが、今回最も注目すべきはケースに使用されている素材であろう。このモデルには、腕時計としては初めて「エバーブリリアントスチール」が採用されている。

 この素材は一般的な高級時計に使われているステンレススティールを上回る耐食性と白く輝く審美性を備えた、まさに時計にとって理想的な素材である。装身具に用いることは困難だと言われてきた素材でもあるが、研究を重ね、その困難を克服できたのは同社の技術力と挑戦する姿勢があったからこそだろう。また、カラーリングはブルーグレーを採用し、徐々に光を失っていく深海の世界を表現している。

 進化しているのは外装だけではない。搭載されるムーブメントは、10振動のハイビートムーブメント、「Cal.8L55」だ。同社が誇る岩手県の雫石高級時計工房で職人の手によって組み立てられるムーブメントは、高級時計に求められる耐久性と審美性を高い基準でクリアしている。

パテック フィリップ が初めて文字盤側にチャイム機構を搭載したミニット・リピーター「5303」

パテック フィリップは、最も数多くのミニット・リピーター腕時計を現行コレクションとして提供する時計メーカーである。同社のミニット・リピーターのゴングには、クラシック・ゴングとカセドラル・ゴングの2種類があり、ミニット・リピーターのみを搭載したモデル、および他のコンプリケーション(永久カレンダー、トゥールビヨン、ワールドタイム、クロノグラフ)と組み合わされたモデルがある。しかしこれまでパテック フィリップは、文字盤側にチャイム機構を見せるミニット・リピーターを発表したことがなかった。

パテック フィリップ 2021新作「5303」



パテック フィリップ ミニット・リピーター・トゥールビヨン「5303」
手巻き(cal.R TO 27 PS)。29石。21,600振動/時。パワーリザーブ最大48時間。18KRGケース(直径42mm、厚さ12.13mm)。非防水。時価。



オープン・アーキテクチャーへのこだわりはトゥールビヨンにも活かされており、6時位置のスモールセコンド・スケール越しに、トゥールビヨン・キャリッジの裏面を見ることができる。正面から見た機構全体の眺めは、スチール部品の輝きがローズゴールドでメッキされた地板(メインプレート)とコントラストをなす、完璧なミニチュア・サイズの絵画のように美しい。
 5303モデルは2019年、《ウォッチアート・グランド・エグジビション・シンガポール 2019》において、12個の限定製作モデルとしてデビューを飾った。そのミニット・リピーター・トゥールビヨン5303モデルが今年、デザインに細部の変更を加えられ、パテック フィリップの現行コレクションに迎えられたのである。チャイム・ウォッチの愛好家のために創作されたこの新しいグランド・コンプリケーションは、文字盤のないオープン・アーキテクチャーによって際立っており、時計を手首に着用しながら、作動中のミニット・リピーター機構を、初めてハンマーとゴングも含めて鑑賞することができる。



手巻キャリバーR TO 27 PSは、スケルトン・ムーブメントの通例に従い、特定の部分が切り抜かれ、完璧な美しさを実現するように微細な変更が加えられた。パテック フィリップはまた、サーキュラー・コート・ド・ジュネーブやペルラージュで装飾された地板(メインプレート)、微小な回転サテン仕上げの施されたハンマーなど、ムーブメント構成部品に関わる当社の手仕上げの優れた伝統にも忠実に従っている。
ローズゴールド仕様のきわめて独創的なケースは、ふくらみを帯びた幅の広いポリッシュ仕上げベゼル、およびケース側面とラグにリーフ(葉)装飾の彫金が施されたホワイトゴールドのインサートが特徴である。ケース左側面のミニット・リピーターを作動させるホワイトゴールドのスライドピースも同じモチーフである。アワーサークルは、パウダー仕上げローズゴールドのドットを配した、ブラック塗装サファイヤクリスタルのリングでできている。サファイヤクリスタル・バックを通してムーブメントを鑑賞できる裏面は、インサートとスライドピースを彷彿とさせるオープンワーク装飾が施された、ホワイトゴールドの《アンフィシアター(古代ローマの円形劇場)》を想わせる装飾により縁取られている。